枕の選び方

肩こりや首筋の痛み、いびき、眠れないなどさまざまな症状を訴える方が多いですが、枕が原因かな?と考えたことはありますか?また、皆さんは枕を買おうかなと思ったとき、どのようにして選ばれているでしょうか。今回は枕について少しお話したいと思います。

「合わない枕は病気をつくる」の著者 医学博士・整形外科医の奥山隆保先生の著書の中にも書かれていますが、現代は首を疲弊させる要因があふれています。車の運転、前傾姿勢の仕事、激しいスポーツなどはその最たるものですが、本来そうした昼間の生活で疲れた首を、夜やさしくケアする役目を担うのが枕です。

しかし合わない枕を使っていると逆に首の疲労を回復させるどころか痛みとなってあらわれるのです。特に夜眠るときは何ともなかったのに、朝起きると首や肩など身体に痛みを感じる場合は枕が原因の可能性が高いと思われます。

又、枕を購入する際、多くの方は見た目や手触りだけで購入しています。テレビやカタログの通販なども駄目とは言いませんが、人それぞれ首の高さも首の長さも違いますし、測定・ためし寝は快適に眠りたい方には必ず必要なことですので、もっと慎重に選んでいただきたいなーと思います。

ヨネタではまず、首筋と後頭部、そして首の高さを測定しています。その数値を参考に数種類の枕をためし寝してもらい、最後に微調整をして販売しています。それでも不安な方には3〜4日貸し出しもしています。枕の合わない人は何個ももっていて大抵は押入れに眠っていますので、ご自分の布団で実際に枕を試すことができるというのは大変喜ばれています。

私が枕について勉強した事や、多くの方の測定や購入者の情報から得た中で
「枕選びはこうだ」と言うポイントがあります。
@まず枕は素材よりも自分にあった首筋の高さが重要であるという事。
A首や頭が不安定な状態にならない枕である事。
B必ずためし寝をして寝姿勢のチェックや微調整ができる事
これら3つを重要視しています。

巷では低反発枕などが流行っていますが、当店には説明用の1つしか置いていません。
この枕は気に入ったという人もいれば、全然駄目だという人とかなりはっきりと分かれます。
私がすすめていない理由として、この枕はその人の寝姿勢に枕が変形して合うという所にあります。変な寝姿勢をしても枕がついてきてしまうのです。
例えば寝返りをして横向きに寝たときこの枕のすみの方は、べっこりとつぶれて肩へ体重がかかり、かなりの負担になります。特に横向き寝の人は肩が痛くなってダメと言う人がとても多いです。
さらに素材の面でいうと、ウレタンフォームなので汗を吸いづらい、熱がこもりやすいなどの理由から、私共ではすすめていません。

参考文献
img036.jpg    枕測定 
            ご自分用の枕をお探しの方にはこの測定器で測定をさせて頂きます。

<お客様よりいただいた悦びの声>
枕お客様の声1 

コメント3 
最近はご年齢に関係なく首や肩が痛いと
言われる方がとても多いですね。
枕が原因と思われる肩こりは当店の枕を
お使いになった方のほとんどが緩和したよ
とおっしゃっていただけます。

もっと当店の枕をご利用になられたお客様の声を見たい方はこちらをクリック!

こんな枕じゃ眠れない

先日、友人宅に遊びにいって色々と話をしている中で友人が「最近よく眠れないんだ〜」という話になりました。よく聞くと「なんか首が痛いし枕のせいかな〜。もう10年以上使ってるし」と言うので、「何、どんな枕使ってるの?」と見せてもらいました。
すると、クッションみたいにフニャフニャでフェザーが入った枕でした。これじゃ、気持ちよく眠れるはずがない!

そこからなぜこの枕がいけないのかを説明。やわらかくて不安定な枕は首が安定しないので疲れるし、横寝もするでしょ?横向きになったらもっと枕がつぶれて肩と枕に隙間ができるし、布団に肩が食い込んで痛いでしょ。あと枕の寿命はやわらかい素材のもので約2〜3年。硬い素材のものでも衛生面なども考えても5年に一度は変えたほうがいいよ・・・と。

結局、当店のサンプル枕(横寝をしても首や肩への負担を軽減する枕)を貸してあげることになりました。
若い頃は枕なんてなくても眠れるよと言ってましたが、30歳半ばから40歳を過ぎると、今まで頑張ってきた首の頚椎にも疲弊がでてきます。人生の3分の1は眠りですからもう少し気にかけていきたいですね。

<お客様からいただいた悦びの声です>
枕お客様の声2  コメント1 
当店の枕も調整しないと只の固くて痛い枕と
なってしまいます。(通販の場合もカウンセリ
ングをして調整後、発送しています)朝まで
グッスリ眠れた。嬉しいお言葉ですね!

枕が原因と思われる不快な症状

「肩がこってるなぁー」など普段何気なく感じている方も多いと思いますが、その原因として実は「枕が原因」の可能性も大きいのです。昨日テレビで見たのですが、例えば美容室で髪を洗って首をそらす行為が原因で脳血栓が出来たとか、電話を首に挟みながら長時間いるとよくないと言ってました。要は首は脳へつながる神経や血流の大事な部分でそこへの負担をかけないようにするべきと言うことですよね。では、枕が原因と考えられるいくつかの症状についてですが、医学博士であり整形外科医であられる奥山先生の「合わない枕は病気をつくる」の本にこのように書かれています。


首すじの痛みー高すぎる枕が原因に
合わない枕は首周辺の血行を阻害する

合わない枕が原因で引き起こされる症状の中で、最も代表的なのが、首すじのこりや張り、痛みです。枕の形状や高さがあっていないので、夜の眠りで首を休ませるどころか、逆に首をくたびれさせる結果となります。枕が原因で首になんらかの症状が出ている場合は、朝起きた時に最も強い症状が出るのが特徴で、夜寝る前はなんともなかったのに、朝起きたら首すじにこりや痛みが出ているようなときは、明らかに枕が関係しています。


肩こりー高い枕、不安定な枕が原因に
朝から肩がこる人は要チェック

合わない枕が原因で首すじのこりや痛みを感じている人は、同時に肩こりを訴えるケースが大半です。首を支えている筋肉は肩のほうにもつながっていますし、首と肩はどちらも同じ神経の支配下にあります。
首のこりを招きやすい「高すぎる枕」は肩こりの原因にもなります。また「不安定な枕」も肩こりを誘発します。枕に安定感がないと寝ている間に頭がぐらぐらとして安定しないので、枕なし状態と同じになります。そうすると脊椎が伸びきって首の筋肉が縮まった状態になり、肩につながる血行が大幅に阻害されてしまうのです。


頭痛ー不安定な枕、低い枕が原因に
熟睡できないことが大きな引き金に

頭痛も枕が原因で起こることがよくあります。合わない枕が頸部を圧迫し、交感神経を過度に緊張させて脳への血流を悪くするためです。
頭痛が起こりやすいのは「不安定な枕」と「低すぎる枕」です。枕が不安定だと、頭の収まりが悪くて首に負担がかかり、眠りが浅くなります。また、枕が低すぎると、心臓の高さよりも脳の高さが低くなるために頭がうっ血して、眠りが浅くなります。つまりいずれの枕も、深い眠りが得られないために、目覚めたときに頭が重く感じたり、頭がすっきりしないといった不快症状が出てくるのです。

よくクッションみたいなふわふわな枕を使っている人や、低反発枕なども同様なことがいえます。これらの症状に悩む人は少し硬めの、安定感のある枕に切り替えることをおすすめします。



腰痛
ー高い枕、低い枕が原因に
首にやさしい枕は腰にもやさしい

敷き布団がマットレスが悪くて、腰痛が発生する事は良く知られています。しかし枕と腰痛の関係についてはあまり取り上げられることがありません。ところが実は枕が原因で腰に痛みが生じてくる例は少なくないのです。人の背骨は首から腰までS字のカーブで、背骨全体が一種のバネのように働き、絶妙のバランスと強さが維持されているわけです。しかしどこかに乱れが生じると背骨全体にきしみが生じます。ですから首の悪い人はそのうち必ず腰も悪くなってくるし、逆に腰の悪い人は首も悪くなるという悪循環におちいるのです。これは寝ているときも同じです。腰痛が起こりやすいのは「高すぎる枕」と「低すぎる枕」です。これらはどちらも首に過度の緊張を強いるので、頚椎につながっている胸椎や腰椎にも負担をかけてしまいます。

いびきー高すぎる枕が原因に
慢性的ないびきは要注意

睡眠中は筋肉がゆるむため、口が多少開いた状態になり、舌がのどの奥の方へ下がってしまいます。すると、口から吸い込む空気の通りが悪くなって、軟口蓋が振動して音が発生する場合があります。これが「いびき」です。深酒などして一時的なものであればまったく問題ありませんが、慢性的ないびきは要注意です。まずは鼻やのどに問題がないか専門医に相談することをおすすめしますが、特に問題がない場合は、枕が原因の可能性があります。特に高すぎる枕を愛用している人は、頚椎が前屈しているので、気管が圧迫されて狭くなり空気の通りが悪くなるからです。ですから自分に合った高さの枕で顔の角度も一定に保ってあげると、鼻で呼吸しやすい寝姿勢が保たれるため、いびきの防止におおいに役立ちます。

正直に言って枕選びはとても難しいです。枕あわせをする私たちにとっても難しいのです。首や頭の高さの数値を測り、ためし寝をしてもらい、微調整をしてお渡しする。でもお客さんの使っている敷き布団の硬さによっては浮き沈みが違うのでまた高さが変わってしまいます。でもお互いに遠慮なく意見を言って、また微調整しながら適性な枕の高さを作っていくという感じです。買ったはいいけどすぐに押入れにしまいっぱなしにならないように、枕選びは慎重にしていきましょう。