大相撲の世界で行司として活躍している木村勘九郎さんについてリサーチします。
2025年1月現在、十両格の行司をしている木村さんですが、どんな経歴の持ち主なのでしょうか。
wiki風にまとめました。
【行司】木村勘九郎のwikiプロフィール

まずは、木村氏のプロフィールをご紹介します。
名前/木村 勘九郎(きむら かんくろう)
本名/中村 佳己(なかむら よしみ)
生年月日/1977年12月25日
年齢/47歳(2025年1月現在)
出身/熊本県球磨郡(くまぐん)
血液型/O型
所属/山響部屋(以前の北の湖部屋)
2025年1月時点で、十両格の行司として土俵に立っています。
木村勘九郎の経歴

相撲の世界には、幕内・十両(十枚目)・幕下・三段目・序二段・序ノ口と6つの階級があります。
上から2つ目の階級である十両格の行司をしている木村氏の経歴をまとめました。
・1993年5月場所/木村佳己として初土俵(15歳)
・1993年7月場所/序ノ口格として番付に初掲載
・1994年11月場所/木村歳之助に改名
・1995年1月場所/序二段格に昇進(17歳)
・2000年1月場所/三段目格に昇進(22歳)
・2000年9月場所/木村勘九郎に改名
・2007年1月場所/幕下格に昇進(29歳)
・2014年11月場所/十枚目(十両)格昇進(37歳)
初土俵の行司名“木村佳己”から2度改名している木村氏。
最初の改名でつけた、歳之助は憧れの人物・土方歳三からとったんだそうです。
現在の勘九郎は、贔屓にしている歌舞伎役者・5代目中村勘九郎(のちの18代目中村勘三郎)さんにちなんでいるそうですよ。
13歳にして入門を決意

15歳で初土俵を踏んだ木村氏が、行司の世界に入ることを決めたのは13歳の時でした。
勘九郎は13歳の時、熊谷さんの引退インタビューをテレビで見て「『本当に、いい人生でした』と話している表情がさわやかで、すがすがしくて」と感動し、入門を決意。
中日スポーツ(2023年9月10日)
“熊谷さん” とは行司の最高位にあたる立行司・第27代木村庄之助である熊谷宗吉さんの事です。
相撲好きな少年だったのでしょうか。
13歳で行司の引退インタビューを見ているあたりがシブいです。
その若さにして“本当に、いい人生でした” の一言に心動かされるなんて、すごく感性が豊かですね。
行司になるには義務教育が修了し、かつ19歳までに相撲部屋に入ることが条件のようなので、中学卒業と同時に、北の湖部屋(当時)に入門したのでしょう。
行司の世界は厳しい!

相撲部屋に入って見習いをしていた木村氏はどんな生活を送っていたのでしょうか。
意外と知らない行司の世界を見ていきたいと思います。
相撲部屋に入ると3年間の養成期間があり、相撲部屋の雑用をこなしながら行司になるための教育を受けることになります。
逆引き大辞典より
掃除や、食事の配膳、来客対応など、相撲部屋における様々な事をこなしながら行司の勉強をするんだそうです。
所属する部屋にもよるでしょうが、とある部屋だと
・十両格までは裸足
・幕下格までは一人暮らし禁止
・門限は10時半
・毎日の自由時間は数時間
・番付にのっとって上下関係が厳しい
・恋愛は禁止ではないが暇がない
厳しさに耐えられず辞めていく行司もいるんだそう。
木村氏は、同世代ならまだ遊びたい盛りの頃に、こんな厳しい世界に飛び込んで精進してきたんですね!
尊敬です!
まとめ
以上『木村勘九郎のwiki経歴!13歳にして行司の世界への入門を決意!』との内容でまとめてきました。
更に上の位に昇進していく木村氏が楽しみですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
